言葉めぐりってさあ!!!!!!!!!
その他配信サイト
作詞:尾崎世界観・小野健 作曲:尾崎世界観
ヨルシカCoverのいめーじです。敬称略!
※諸注意
・以下引用部分は『憂、燦々』の歌詞をAppleMusicより引用しております。
・所謂イメソン的切り口のお話になります。嫌いな方はお気を付けください。
・ハルカゼと比べて結構歌詞パートが短いかもです。
現実改変能力者にこれ言わせるのヤバすぎるんですよね。
わかってるのか言葉めぐり。自覚してるか図地藤華。
結局「言葉めぐりにとっての図地藤華が最後どういう存在として着地するのか」ってわたしにもあんまりわかっていないのですが、いろいろ煮詰めた結果、film1終了時点からめぐりがずっと持ってるものの延長線上にある……かもしれないのがこういうきもち。
前提として、少なくとも結構早い段階から、めぐりの中に「藤華に幸せでいてほしいな」って思いはものすごいあるんですが。
図地藤華はこれを「言葉めぐりが誰に対しても持つ感情」だと受け取っていて、それは実際そうです。
しおちゃんにも悟にもお母さんにも、歩おじさんにも須藤さんにも、さくパとかクラスメイトとか、関わったなるべく多くのみんなにも、めぐりは幸せでいてほしいので。(自分の手の届く範囲、気持ちが及ぶ範囲。ここの切り分けは結構独善的です。本人も「あんまりぜんぶを考えきれない」って思ってる。)
なので、めぐりから図地君への好意って「ふつうの好き」で。
もっと言うと、しおちゃんとか悟とかに対する「好き」もぜんぶおんなじものなんですよね。
「幸せでいてほしい」
「楽しい気持ちで過ごしてほしい」
「痛いこととか悲しいことはなるべくなくあってほしい」……
……で。
めぐりの好意、「あなたが幸せであればそこに私がいる必要はない」んですよね。本質的に。
もちろん、一緒に居られたらうれしくて、好きでいてくれるなら当然幸せなんですけど、こっちはこっちで自分の優先度が低い――というか、他人の優先度が高い。
もう少し踏み込むと、「誰かのためになりたい」という欲求が強いので、こういう挙動になるんだろうなと思います。
あとは、たぶんですけど、たくさんの人に愛されてるから特定の個人に依存しないとか……そもそも精神強度が強いのもありそうです。
めぐりさん、最悪ひとりでも生きていけるこころの強さがあって、意外と自己完結してる。
仮に身近な誰かが遠くに引っ越すことになったとして、「いっぱい連絡するからね……!!」って言うし、泣くとかも相手によってはあるとは思うんですけど、方向性としては「応援」が強くて。
「もう話しかけないで」って言われたとして、「なんでそんなこと言うの……」って普通に傷つくんですけど、「お前が嫌いで、お前といると苦痛だ」って言われたら悲しく思いつつ素直に関わらないようにするような。
前ハルカゼのddddの話 したとき、「ふたりの感情は噛み合わない!」とか言ったんですが、これはめぐりのそういうところに起因してると思うんですよね。
図地藤華の根本って「僕を必要としてくれ」なんですが、めぐりって「あなたに幸せになってほしいよ」って好意の持ち方をする……ので……。
「私が幸せになるにはあなたが必要だよ」とはならない。
でも、時間の積み重ねがあったり……なにかきっかけとなる出来事があったりで、こういうところにたどり着く可能性自体は全然あると思っています。
「離さないでいてくれるなら」……つまり、
「私にとって藤華は好きで、大切で、"一緒にいたい"よ」
「"いなくなってほしくない"よ」
なので…………。
そうなったとき、そういう風にめぐりが口にしたとき、やっとこのふたりって目線が合うような、気が、しま……します。(わたしにも自信がない)
そうなったとてじゃあそれがイコールで恋愛感情かと言われると全ッ然そんなことはないんですが、「お互いにお互いの優先度が一番高い関係」にはなるんじゃないかなあ。
ぜんぜん関係ないようであるようでないんですけど、図地藤華と言葉めぐり、今の構想通り時間が進んで「そのまま二人バディで居続けた」場合、お互いにお互いの存在が障害過ぎてだれとも恋愛できなそうだし結婚もできなそうですよね。
図地藤華→言葉めぐりの曲って、なんか「こっち見てもらえないよ~」って感じの曲が多いんですけど、めぐり→図地君の曲は両手を取って後ろ歩きでどこかに引っ張ってる感じの曲になりがちな印象があります。
言葉めぐりそういうところある。
あとは……個人的にサビ前のぴーんって音がすごく好きです。
『憂、燦々』、クリープハイプの本家は夏の終わりから秋くらい、夕方っぽい音がするんですけど、ヨルシカ版は5~7月……初夏の午前中っぽいですよね。
めぐりはドドド春生まれなんですが、初夏が一番似合う女だと思っています。
そう思ってたらなんか掌編 ができてました。こちらもよろしければどうぞ……。
またなんかやったら長くなってしまいましたね!!!!
まとめると、『憂、燦々』はいいぞ!!!
はかめぐはいいぞ!!!!
という感じです!!!!!!!
お付き合いありがとうございました!!!!!!!畳む
#イメソン
その他配信サイト
作詞:尾崎世界観・小野健 作曲:尾崎世界観
ヨルシカCoverのいめーじです。敬称略!
※諸注意
・以下引用部分は『憂、燦々』の歌詞をAppleMusicより引用しております。
・所謂イメソン的切り口のお話になります。嫌いな方はお気を付けください。
・ハルカゼと比べて結構歌詞パートが短いかもです。
離さないでいてくれるなら なんでも叶えてあげるから
現実改変能力者にこれ言わせるのヤバすぎるんですよね。
わかってるのか言葉めぐり。自覚してるか図地藤華。
結局「言葉めぐりにとっての図地藤華が最後どういう存在として着地するのか」ってわたしにもあんまりわかっていないのですが、いろいろ煮詰めた結果、film1終了時点からめぐりがずっと持ってるものの延長線上にある……かもしれないのがこういうきもち。
前提として、少なくとも結構早い段階から、めぐりの中に「藤華に幸せでいてほしいな」って思いはものすごいあるんですが。
図地藤華はこれを「言葉めぐりが誰に対しても持つ感情」だと受け取っていて、それは実際そうです。
しおちゃんにも悟にもお母さんにも、歩おじさんにも須藤さんにも、さくパとかクラスメイトとか、関わったなるべく多くのみんなにも、めぐりは幸せでいてほしいので。(自分の手の届く範囲、気持ちが及ぶ範囲。ここの切り分けは結構独善的です。本人も「あんまりぜんぶを考えきれない」って思ってる。)
なので、めぐりから図地君への好意って「ふつうの好き」で。
もっと言うと、しおちゃんとか悟とかに対する「好き」もぜんぶおんなじものなんですよね。
「幸せでいてほしい」
「楽しい気持ちで過ごしてほしい」
「痛いこととか悲しいことはなるべくなくあってほしい」……
……で。
めぐりの好意、「あなたが幸せであればそこに私がいる必要はない」んですよね。本質的に。
もちろん、一緒に居られたらうれしくて、好きでいてくれるなら当然幸せなんですけど、こっちはこっちで自分の優先度が低い――というか、他人の優先度が高い。
もう少し踏み込むと、「誰かのためになりたい」という欲求が強いので、こういう挙動になるんだろうなと思います。
あとは、たぶんですけど、たくさんの人に愛されてるから特定の個人に依存しないとか……そもそも精神強度が強いのもありそうです。
めぐりさん、最悪ひとりでも生きていけるこころの強さがあって、意外と自己完結してる。
仮に身近な誰かが遠くに引っ越すことになったとして、「いっぱい連絡するからね……!!」って言うし、泣くとかも相手によってはあるとは思うんですけど、方向性としては「応援」が強くて。
「もう話しかけないで」って言われたとして、「なんでそんなこと言うの……」って普通に傷つくんですけど、「お前が嫌いで、お前といると苦痛だ」って言われたら悲しく思いつつ素直に関わらないようにするような。
前ハルカゼのddddの話 したとき、「ふたりの感情は噛み合わない!」とか言ったんですが、これはめぐりのそういうところに起因してると思うんですよね。
図地藤華の根本って「僕を必要としてくれ」なんですが、めぐりって「あなたに幸せになってほしいよ」って好意の持ち方をする……ので……。
「私が幸せになるにはあなたが必要だよ」とはならない。
でも、時間の積み重ねがあったり……なにかきっかけとなる出来事があったりで、こういうところにたどり着く可能性自体は全然あると思っています。
離さないでいてくれるなら いつでも許してあげるから
「離さないでいてくれるなら」……つまり、
「私にとって藤華は好きで、大切で、"一緒にいたい"よ」
「"いなくなってほしくない"よ」
なので…………。
そうなったとき、そういう風にめぐりが口にしたとき、やっとこのふたりって目線が合うような、気が、しま……します。(わたしにも自信がない)
そうなったとてじゃあそれがイコールで恋愛感情かと言われると全ッ然そんなことはないんですが、「お互いにお互いの優先度が一番高い関係」にはなるんじゃないかなあ。
ぜんぜん関係ないようであるようでないんですけど、図地藤華と言葉めぐり、今の構想通り時間が進んで「そのまま二人バディで居続けた」場合、お互いにお互いの存在が障害過ぎてだれとも恋愛できなそうだし結婚もできなそうですよね。
連れて行ってあげるから 憂、燦々
図地藤華→言葉めぐりの曲って、なんか「こっち見てもらえないよ~」って感じの曲が多いんですけど、めぐり→図地君の曲は両手を取って後ろ歩きでどこかに引っ張ってる感じの曲になりがちな印象があります。
言葉めぐりそういうところある。
あとは……個人的にサビ前のぴーんって音がすごく好きです。
『憂、燦々』、クリープハイプの本家は夏の終わりから秋くらい、夕方っぽい音がするんですけど、ヨルシカ版は5~7月……初夏の午前中っぽいですよね。
めぐりはドドド春生まれなんですが、初夏が一番似合う女だと思っています。
そう思ってたらなんか掌編 ができてました。こちらもよろしければどうぞ……。
またなんかやったら長くなってしまいましたね!!!!
まとめると、『憂、燦々』はいいぞ!!!
はかめぐはいいぞ!!!!
という感じです!!!!!!!
お付き合いありがとうございました!!!!!!!畳む
#イメソン
ハルカゼのddddの話してもいいですか!?!?!
作詞作曲:4o si-o 歌:カゼヒキ / 名前シレズ / Dr.誰か
敬称略!
※諸注意
・歌詞は上記Youtubeの、4o様ご本人コメントから引用しております。
・所謂イメソン的切り口のお話になります。嫌いな方はお気を付けください。
ハルカゼのdddd!配信!めでたい!バックグラウンド再生できるサービスでの配信をずっと待ってました。
スマホYoutubeで流しながら、手帳型ケースなので蓋してポケットとかに入れて無理やりバックグラウンド(?)再生したりもしました。
すごく好きです。
そいでもって、個人的にハルカゼはウルトラはかめぐソングでもありまして……。
例の小説 (※R18です気をつけて!!!!)書いてるときにちょうど公開されて、4oさんの曲すごく好きなので公開前から楽しみにしていたのですが執筆の合間にいざ聞いたらなんかバチバチにはかめぐスーパー解釈一致で心の中で叫びました。
はかめぐ、というか普通に「図地藤華から言葉めぐりに対する感情」としてすごく……。
大前提として、図地藤華って言葉めぐりのこと「嫌い」なんですよね。
なんて言ったらいいんでしょう……。
ちょっと説明が難しかったので、図地藤華にとっての言葉めぐりの構成要素を図解してみました。
【A:好ましい要素】
・小さい
・間が抜けてる
・姦しい(愉快/退屈しない)
・揶揄った時の反応が面白い
・趣味が割と合う
・感情豊か
・挙動がかわいい
・笑顔
【B:すごく好ましいが、それ以上にものすごく嫌いな要素】
・ここぞという時に絶対迷わない、躊躇わない
・折れるし挫けるし傷つくし立ち止まる癖に、諦めはしない
・優しい選択ではなく、正しい選択をする
・まっすぐに不器用
・どうあっても人間のことが好き
・僕のことも好き
・真剣な時の瞳
で、Bの方が本人的に重い……というか、「そっちを見るようにしてる」というか、で、結果として出力されるのが「嫌い」なんですよね。
(きみそれは普通にめぐりの事好きなんじゃない?とは常々思っていますが、言うと怒られる)
あ、一応、ふたりは基本仲良しです。
図地藤華が日常的に交流ある人間に負感情を表出することって激レアなので。
といってもそういう社会性フィルタを貫通して、たまに嫉妬1000%みたいな目してて、さしものめぐりもある程度の時期からうっすら「藤華ってたまにこういう顔するな」って察してるんですが……。
なんか、こう、ハルカゼのddddの曲調とか言葉選びがこの……この感じと絶妙に合ってるというか。
聞いてると、「手放したくない、離れてほしくない人への気持ちを歌った曲」だなって感じがするんですが、「好き」とは一言も言ってないんですよね。
"負の執着"……みたいにみえるんですけど。
ほんとうは、ただきれいなものがきれいで、それをすごく好きでいるけど、その人はどっか行っちゃいそうな感じ。
で、臆病なせいでまっすぐ伝えたりできないから、回りくどく飴を差し出したり、お前のせいだって言う、みたいな形でしか表現できないひとのうた、っぽい……っていうか……。
の、「お前が始めたんだろ」「お前のせいだ」のベクトルが、「そんな風に在られたら離れがたくなるのは当然だろ」っていう図地藤華側の感情に親和性高くて……。
のあたりの飴を差し伸べて笑いかけてる感じも、いかにも図地藤華のやり方だなって感じしませんか?(???)
は…………すごくわかる……というか…………これを食らってちょっと図地藤華の解釈が変わりました。
具体的には、図地藤華が「夢先輩に置いて行かれたこと」について、本当はどう思ってたのかな?ってことを改めて考えるきっかけになりました。
彼は、布要夢と最後に話した時も託されたものを気丈に受け取っていましたし、その後も表面上は落ち込んだりはしなくて、「先輩がそう言うなら」って納得したように振舞っていたんですけど。
本当はすごい辛かったと思うんですよね。
自分のことを選んでくれた、誰より正確で優秀な道標のようなひとで。
悲しいし、地面が崩れてなくなったみたいに怖いし、「結局自分の存在が、夢先輩にとって生に繋ぎとめる楔にはならなかった」という事実にも打ちのめされたと思います。
でも図地君って不器用というか、いらんとこまで人の気持ちわかるし、「自分」の優先順位が低いので、そういうのはっきり表出できないんですよね。
あとはやっぱりそこまできても理性的で、拒絶を想像して怖がっちゃうので、感情的になって無理に引き留めたりできなくて。
悲観的だから「泣いて縋ったって立ち止まってくれるはずない」って思考になるのもあるのかな?
なんにせよ、「もう置いて行かれたくない」はたぶん今の図地藤華の中に強固にある感情な気がします。
ゆえにあんま人と近づきすぎないようにしてる気もします。
めぐりはそこにずかずか踏み込んでくるので、そういうところもすごく嫌い。
「そうする」癖に、そうすることで他人から何を向けられるかを考えもしないし、向けられた時になって初めて困った顔する、みたいなところが本当に嫌い。
「君は僕が好きだけど、僕が君を好きなように好きになってはくれないから、全部嫌い」。
実際、こういうもろもろ全部ぶちまけたとして、めぐりは「受け入れ」てくれるんですけど、同じ質量のものを返せるかというとちょっと難しいんじゃないかなと思います。
「ずっと一緒にいる」って約束もしてくれますが、約束したとして、ちゃんと守ってくれるかは別の話……。
めぐりは「本当に必要」と判断したら死んじゃうところがあるので……。
って、「消えろ」と「行くな」がくっついてて面白いですよね。
図地君、結果として
表面上は普通に「かわいいし一緒に居ると楽しい」「友人として好ましい」って振る舞いで、
その実内心「僕はお前が嫌い」だし「消えてなくなってほしい」と思っているようで、
心の奥底では自覚もないまま「お前は僕を(僕が君を好きでいるのと同じ質量で)好きでいろよ」と思っていて、「行かないで」って繋ぎとめる感じの挙動をするので、「消えろ」で「行くな」はもうめちゃめちゃめちゃめちゃ図地藤華じゃんってなります。
なんてめんどくさい男だ。
つっても「これはめぐりが悪いよ」と思う部分も多分にあるんですよね。
図地藤華にその距離で接したらそりゃこうなるよ……。という……。
は、正史のふたりっぽくはないんですが、例の小説の世界線のふたりっぽくはあり……ます。
例の小説の個人的な好きポイントもはなしたいですね……いずれね……。
あの小説を書いてから、憑き物が落ちたように脳内はかめぐの想像内容が健全になったので、今後ああいう小説を書くかはしょうみわかんないです。
「もう一生書かないかも」と思いながら、読みたい要素全部入れる勢いで全力で書いたのでぜひもないかも。かも。
でもif世界線としてその後の、なんかわかんないけどずるずる肉体関係があるし、なんかふわっと付き合ってるみたいになってる二人の話は読みたいのでまた書くかもしれません。
なんか、はかめぐって「公式なんじゃ?」と思う瞬間と、「んなわけないじゃん」と思う瞬間があって非常に愉快ですよね。
図地藤華の言葉めぐりへの感情はまちがいなく執着ではあって、それはあるいは「恋」と呼んでも差し支えないものだと思うんですが、めぐりが図地君に向けてるのって「最大級の信頼」と「友愛」なので、結局嚙み合わない。
そもめぐりって恋愛的に人の事好きになったことあるのかな?
憧れ混じりの初恋てきなのは設定としてあるんですが、ぶっちゃけあんまり等身大の恋心をもってないかもしれない。
そういうのもあってめぐりは基本、押せばいけるんですよね。
図地君相手ならなあなあでも付き合い始めさえすれば、なんだかんだ普通にちゃんと恋愛感情になる気もします。
が、そうする理由がどっちにもない。(そして周囲は寧ろここふたりがくっつくのは止めようとする)
やっぱり正史は「相棒」で、ifだと「(たぶん)恋人」がいちばんしっくりきますね。
うん。
今後もそんな感じの前提で行きたいと思いますので、みなさんよろしくおねがいします(?)
……まとめると。
ハルカゼのddddはいいぞ!みんなもいっぱい聞こう!!
以上です!!長々とお付き合いいただきありがとうございました!!!!畳む
#イメソン
作詞作曲:4o si-o 歌:カゼヒキ / 名前シレズ / Dr.誰か
敬称略!
※諸注意
・歌詞は上記Youtubeの、4o様ご本人コメントから引用しております。
・所謂イメソン的切り口のお話になります。嫌いな方はお気を付けください。
ハルカゼのdddd!配信!めでたい!バックグラウンド再生できるサービスでの配信をずっと待ってました。
スマホYoutubeで流しながら、手帳型ケースなので蓋してポケットとかに入れて無理やりバックグラウンド(?)再生したりもしました。
すごく好きです。
そいでもって、個人的にハルカゼはウルトラはかめぐソングでもありまして……。
例の小説 (※R18です気をつけて!!!!)書いてるときにちょうど公開されて、4oさんの曲すごく好きなので公開前から楽しみにしていたのですが執筆の合間にいざ聞いたらなんかバチバチにはかめぐスーパー解釈一致で心の中で叫びました。
はかめぐ、というか普通に「図地藤華から言葉めぐりに対する感情」としてすごく……。
大前提として、図地藤華って言葉めぐりのこと「嫌い」なんですよね。
なんて言ったらいいんでしょう……。
ちょっと説明が難しかったので、図地藤華にとっての言葉めぐりの構成要素を図解してみました。
【A:好ましい要素】
・小さい
・間が抜けてる
・姦しい(愉快/退屈しない)
・揶揄った時の反応が面白い
・趣味が割と合う
・感情豊か
・挙動がかわいい
・笑顔
【B:すごく好ましいが、それ以上にものすごく嫌いな要素】
・ここぞという時に絶対迷わない、躊躇わない
・折れるし挫けるし傷つくし立ち止まる癖に、諦めはしない
・優しい選択ではなく、正しい選択をする
・まっすぐに不器用
・どうあっても人間のことが好き
・僕のことも好き
・真剣な時の瞳
で、Bの方が本人的に重い……というか、「そっちを見るようにしてる」というか、で、結果として出力されるのが「嫌い」なんですよね。
(きみそれは普通にめぐりの事好きなんじゃない?とは常々思っていますが、言うと怒られる)
あ、一応、ふたりは基本仲良しです。
図地藤華が日常的に交流ある人間に負感情を表出することって激レアなので。
といってもそういう社会性フィルタを貫通して、たまに嫉妬1000%みたいな目してて、さしものめぐりもある程度の時期からうっすら「藤華ってたまにこういう顔するな」って察してるんですが……。
なんか、こう、ハルカゼのddddの曲調とか言葉選びがこの……この感じと絶妙に合ってるというか。
聞いてると、「手放したくない、離れてほしくない人への気持ちを歌った曲」だなって感じがするんですが、「好き」とは一言も言ってないんですよね。
"負の執着"……みたいにみえるんですけど。
ほんとうは、ただきれいなものがきれいで、それをすごく好きでいるけど、その人はどっか行っちゃいそうな感じ。
で、臆病なせいでまっすぐ伝えたりできないから、回りくどく飴を差し出したり、お前のせいだって言う、みたいな形でしか表現できないひとのうた、っぽい……っていうか……。
幕を切ったのは君だ
随分と思わせぶりな態度しやがってバグが
の、「お前が始めたんだろ」「お前のせいだ」のベクトルが、「そんな風に在られたら離れがたくなるのは当然だろ」っていう図地藤華側の感情に親和性高くて……。
海辺の公園で話そう
それなら僕と散るまで踊ろう
窓の外のあの野郎に 君の涙で出来たサイダーを
呉れてやろうよ 協力してよ?
大丈夫 僕は 君の 味方だ
のあたりの飴を差し伸べて笑いかけてる感じも、いかにも図地藤華のやり方だなって感じしませんか?(???)
どうか僕を置いて行かないで
は…………すごくわかる……というか…………これを食らってちょっと図地藤華の解釈が変わりました。
具体的には、図地藤華が「夢先輩に置いて行かれたこと」について、本当はどう思ってたのかな?ってことを改めて考えるきっかけになりました。
彼は、布要夢と最後に話した時も託されたものを気丈に受け取っていましたし、その後も表面上は落ち込んだりはしなくて、「先輩がそう言うなら」って納得したように振舞っていたんですけど。
本当はすごい辛かったと思うんですよね。
自分のことを選んでくれた、誰より正確で優秀な道標のようなひとで。
悲しいし、地面が崩れてなくなったみたいに怖いし、「結局自分の存在が、夢先輩にとって生に繋ぎとめる楔にはならなかった」という事実にも打ちのめされたと思います。
でも図地君って不器用というか、いらんとこまで人の気持ちわかるし、「自分」の優先順位が低いので、そういうのはっきり表出できないんですよね。
あとはやっぱりそこまできても理性的で、拒絶を想像して怖がっちゃうので、感情的になって無理に引き留めたりできなくて。
悲観的だから「泣いて縋ったって立ち止まってくれるはずない」って思考になるのもあるのかな?
なんにせよ、「もう置いて行かれたくない」はたぶん今の図地藤華の中に強固にある感情な気がします。
ゆえにあんま人と近づきすぎないようにしてる気もします。
めぐりはそこにずかずか踏み込んでくるので、そういうところもすごく嫌い。
「そうする」癖に、そうすることで他人から何を向けられるかを考えもしないし、向けられた時になって初めて困った顔する、みたいなところが本当に嫌い。
「君は僕が好きだけど、僕が君を好きなように好きになってはくれないから、全部嫌い」。
実際、こういうもろもろ全部ぶちまけたとして、めぐりは「受け入れ」てくれるんですけど、同じ質量のものを返せるかというとちょっと難しいんじゃないかなと思います。
「ずっと一緒にいる」って約束もしてくれますが、約束したとして、ちゃんと守ってくれるかは別の話……。
めぐりは「本当に必要」と判断したら死んじゃうところがあるので……。
舞い散ってしまえばいいのに
どうか僕を置いて行かないで
って、「消えろ」と「行くな」がくっついてて面白いですよね。
図地君、結果として
表面上は普通に「かわいいし一緒に居ると楽しい」「友人として好ましい」って振る舞いで、
その実内心「僕はお前が嫌い」だし「消えてなくなってほしい」と思っているようで、
心の奥底では自覚もないまま「お前は僕を(僕が君を好きでいるのと同じ質量で)好きでいろよ」と思っていて、「行かないで」って繋ぎとめる感じの挙動をするので、「消えろ」で「行くな」はもうめちゃめちゃめちゃめちゃ図地藤華じゃんってなります。
なんてめんどくさい男だ。
つっても「これはめぐりが悪いよ」と思う部分も多分にあるんですよね。
図地藤華にその距離で接したらそりゃこうなるよ……。という……。
君は純粋すぎて いとも容易く
ダメになる ダメになる
それでも笑っている それを見て僕
ダメになる んん? ダメになる…
は、正史のふたりっぽくはないんですが、例の小説の世界線のふたりっぽくはあり……ます。
例の小説の個人的な好きポイントもはなしたいですね……いずれね……。
あの小説を書いてから、憑き物が落ちたように脳内はかめぐの想像内容が健全になったので、今後ああいう小説を書くかはしょうみわかんないです。
「もう一生書かないかも」と思いながら、読みたい要素全部入れる勢いで全力で書いたのでぜひもないかも。かも。
でもif世界線としてその後の、なんかわかんないけどずるずる肉体関係があるし、なんかふわっと付き合ってるみたいになってる二人の話は読みたいのでまた書くかもしれません。
なんか、はかめぐって「公式なんじゃ?」と思う瞬間と、「んなわけないじゃん」と思う瞬間があって非常に愉快ですよね。
図地藤華の言葉めぐりへの感情はまちがいなく執着ではあって、それはあるいは「恋」と呼んでも差し支えないものだと思うんですが、めぐりが図地君に向けてるのって「最大級の信頼」と「友愛」なので、結局嚙み合わない。
そもめぐりって恋愛的に人の事好きになったことあるのかな?
憧れ混じりの初恋てきなのは設定としてあるんですが、ぶっちゃけあんまり等身大の恋心をもってないかもしれない。
そういうのもあってめぐりは基本、押せばいけるんですよね。
図地君相手ならなあなあでも付き合い始めさえすれば、なんだかんだ普通にちゃんと恋愛感情になる気もします。
が、そうする理由がどっちにもない。(そして周囲は寧ろここふたりがくっつくのは止めようとする)
やっぱり正史は「相棒」で、ifだと「(たぶん)恋人」がいちばんしっくりきますね。
うん。
今後もそんな感じの前提で行きたいと思いますので、みなさんよろしくおねがいします(?)
……まとめると。
ハルカゼのddddはいいぞ!みんなもいっぱい聞こう!!
以上です!!長々とお付き合いいただきありがとうございました!!!!畳む
#イメソン