人生3

pray to them

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みつみ
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ぜんぶの痛みへ嫌だって叫んでる

言葉めぐりが聖杯戦争TRPG(テキセ)でマスターしてたときに書いた奥義描写を拾ってきたやつ。
>>1521の設定を添えてみるともうちょっとわかりやすいかも。
これを放つまではもうちょっとただのふわふわギャグ女だった気がします。

――ただ、心のままに、我儘に。
どうすればいいのかは、頭ではなくその身に流れる血が知っている。
胸の中をめぐる言の葉を拾い集め、紡ぎあげ、放つ。
ただそれだけの為に、少女は息を吸った。

「嫌。」

辺り一帯を充たす魔力のおよそ全てが、少女の抱く思いに呼応し、ぐるりと渦を巻きはじめる。
めぐり、めぐる。言葉はめぐる。
そして、その中心を、貫く様に透明に。
――彼女の用いる言葉(ことのは)の力はただ声を届けるだけに在らず。

「"空が堕ちるくらいじゃ、私のフェル・ディアドは倒せない"……!!」

……思いは願いより鮮明で、言葉は祈りより克明だ。
英霊の背後で戦場を見据える齢16の少女には、目の前で起ころうとしていることが許せなかった。
だから、ただ純粋に【否定】した。
不器用で幼い彼女は、そうあって欲しくないと心が叫ぶものを、そうあって欲しくないとそのまま言葉にすることしかできなくて。

けれど、だからこそ、その言霊はどこまでも真っ直ぐに、透明に、そして何者にも濁されることはなく。

刮目せよ。
少女の願いは、然と世界へ聞き入れられた。
彼女の叫びに応え、渦を巻いていた魔力は空を、その在り様を否定する。
完全な消去そこ出来ずとも、それは確かにその勢いを殺す。

いま、この瞬間だけは。
それで、充分だった。畳む
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みつみ
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わたしの書く小説はおはなしというよりは写真なので……
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秋はかめぐ見たい
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春:本編film1でかく
夏:ココアの回想と初夏風でかいた
秋:ない
冬:ココアと心中と正月でかいた
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はかめぐ(鳴き声)
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図地藤華のことは、自分のド好みからあえて少しズラす形でデザインしたのですが、気づいたらこんなことになっていたよ。

5年の歳月は恐ろしいねえ
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全部そう


図地藤華…………



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