2024年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
ハァ…ハァ…はかめぐ…?
はかめぐか? これ
はかめぐじゃないかも
はか+めぐかも
はかめぐか? これ
はかめぐじゃないかも
はか+めぐかも
冬の海で死ぬなら崖から飛び込むとかの方が上手くいきそう
2024年書き納め。自分を庇って槻宮倫太郎が死んでしまい、心が砕けた図地藤華が言葉めぐりと一緒に冬の海で死のうとする話。
冬の海、夜、砂浜から波打ち際、膝までつめたい海水に浸かって。
半歩先、ざぶざぶ深みへ進んでいく藤華の横顔を追いかけるように、私も沖の方向へと足を進める。
まわりはお互いの姿も見えないくらい暗くて、水を掻き分け進む足音は、風の音と波の音にかき消されてしまう。
海に浸かった下半身よりも、顔と手が冷たかった。繋いだ指先の感覚がもうない。
見えないし聞こえないし感じないから、私も藤華も、なんだかもうそこにいないみたいだった。
「さむいね」
立ち止まり呟いたのは、藤華がまだいるんだってことを確かめたかったからだ。
けど、たぶん……聞こえなかったのかな。
藤華は気づかないまま、また一歩進んで。
ふたりの距離が開いて、繋いだ腕がぴんと伸びて。
それでやっと私が止まったことに気づいたようで、藤華はこちらを振り返る。
海面の高さは藤華の腰、私のお腹くらいで、波が寄せ返す度ちょっと体がもっていかれる。
ぐらぐら揺れながら。やっぱり暗くて、藤華の髪も瞳も、私の目にはなにも見えない。
それでも、なんとなくだけど、藤華は私と目を合わせてくれている気がした。
一生懸命耳を澄ますと、風と波の隙間から藤華の呼吸の音が聞こえる。
ぎゅっと繋いだ手に力を込めて、緩めてを繰り返せば、鈍くても藤華の骨ばった指の感触を感じて。
「……かえろ」
深く考えて発した言葉じゃなかった。
口が先に動いて、理由は後から追いついた。
「……帰らない」
「かえろうよ」
「なんで。」
「んー……」
手を引く。
藤華が、一歩私の方……陸側へとよろめき戻る。
「かえってさ」
「……」
「シチューとかたべようよ」
「…………一緒に来てくれるんじゃなかったの」
「……ちゃんとついてくよ」
まだ海の方へ体が向いている、藤華の正面側へ。今度は私が、時間をかけてじゃぶじゃぶ移動して。
離すと見失っちゃいそうだから、手は繋いだまま。
「でも、もうちょっとあったかいところで死のう?」
空いた手を伸ばし、ぺたぺたと藤華の側面を触って。だらんと垂れて水に浸かっていた、藤華のもう片方の手を探り当て、掬い上げ。
「だって、藤華すごい寒そうだよ」
「……」
藤華の影かたちがちょっと揺れて。
一呼吸のあと、掴んだ手がやんわりと握り返される。
私はそれを「わかった」と受け取って、両手を繋ぎ合ったまま、舞踏会で踊るみたいにぐるっと180度回転した。
海側の私が陸側へ。陸側の藤華が海側へ。
私はそのまま、後ろ歩きで藤華を陸の方へ引っ張っていく。
「……寒いから、ついていくけど」
藤華がぼそっと零した声が、きちんと私に届く距離。
「それでも寒いのは変わんないな」って思いながら、私が頷くのが、藤華へ気配で伝わる距離。
「転んだらそのまま沈めるから」
「こわっ」
物騒な言葉にぎょっとする。
ぜんぜん笑えないけど、冗談が言えるならあとすこしの間は、たぶん大丈夫。
藤華んちの近所のコンビニって、野菜売ってたかな。
海の香りに、クラムチャウダーもいいなあとか、呑気に考えるのはただの現実逃避だ。
でも、藤華が最期の一瞬、他の何でもなく「寒いな」って思うとしたら、それは私にはどうしても嫌だったから。
だから、もう少しだけ。
耳を塞いで、痛みを遠ざける弱さを。
藤華を「生きてる」に繋ぎ止める我儘を。
私は私へ、身勝手に許していたかったのだ。畳む
2024年書き納め。自分を庇って槻宮倫太郎が死んでしまい、心が砕けた図地藤華が言葉めぐりと一緒に冬の海で死のうとする話。
冬の海、夜、砂浜から波打ち際、膝までつめたい海水に浸かって。
半歩先、ざぶざぶ深みへ進んでいく藤華の横顔を追いかけるように、私も沖の方向へと足を進める。
まわりはお互いの姿も見えないくらい暗くて、水を掻き分け進む足音は、風の音と波の音にかき消されてしまう。
海に浸かった下半身よりも、顔と手が冷たかった。繋いだ指先の感覚がもうない。
見えないし聞こえないし感じないから、私も藤華も、なんだかもうそこにいないみたいだった。
「さむいね」
立ち止まり呟いたのは、藤華がまだいるんだってことを確かめたかったからだ。
けど、たぶん……聞こえなかったのかな。
藤華は気づかないまま、また一歩進んで。
ふたりの距離が開いて、繋いだ腕がぴんと伸びて。
それでやっと私が止まったことに気づいたようで、藤華はこちらを振り返る。
海面の高さは藤華の腰、私のお腹くらいで、波が寄せ返す度ちょっと体がもっていかれる。
ぐらぐら揺れながら。やっぱり暗くて、藤華の髪も瞳も、私の目にはなにも見えない。
それでも、なんとなくだけど、藤華は私と目を合わせてくれている気がした。
一生懸命耳を澄ますと、風と波の隙間から藤華の呼吸の音が聞こえる。
ぎゅっと繋いだ手に力を込めて、緩めてを繰り返せば、鈍くても藤華の骨ばった指の感触を感じて。
「……かえろ」
深く考えて発した言葉じゃなかった。
口が先に動いて、理由は後から追いついた。
「……帰らない」
「かえろうよ」
「なんで。」
「んー……」
手を引く。
藤華が、一歩私の方……陸側へとよろめき戻る。
「かえってさ」
「……」
「シチューとかたべようよ」
「…………一緒に来てくれるんじゃなかったの」
「……ちゃんとついてくよ」
まだ海の方へ体が向いている、藤華の正面側へ。今度は私が、時間をかけてじゃぶじゃぶ移動して。
離すと見失っちゃいそうだから、手は繋いだまま。
「でも、もうちょっとあったかいところで死のう?」
空いた手を伸ばし、ぺたぺたと藤華の側面を触って。だらんと垂れて水に浸かっていた、藤華のもう片方の手を探り当て、掬い上げ。
「だって、藤華すごい寒そうだよ」
「……」
藤華の影かたちがちょっと揺れて。
一呼吸のあと、掴んだ手がやんわりと握り返される。
私はそれを「わかった」と受け取って、両手を繋ぎ合ったまま、舞踏会で踊るみたいにぐるっと180度回転した。
海側の私が陸側へ。陸側の藤華が海側へ。
私はそのまま、後ろ歩きで藤華を陸の方へ引っ張っていく。
「……寒いから、ついていくけど」
藤華がぼそっと零した声が、きちんと私に届く距離。
「それでも寒いのは変わんないな」って思いながら、私が頷くのが、藤華へ気配で伝わる距離。
「転んだらそのまま沈めるから」
「こわっ」
物騒な言葉にぎょっとする。
ぜんぜん笑えないけど、冗談が言えるならあとすこしの間は、たぶん大丈夫。
藤華んちの近所のコンビニって、野菜売ってたかな。
海の香りに、クラムチャウダーもいいなあとか、呑気に考えるのはただの現実逃避だ。
でも、藤華が最期の一瞬、他の何でもなく「寒いな」って思うとしたら、それは私にはどうしても嫌だったから。
だから、もう少しだけ。
耳を塞いで、痛みを遠ざける弱さを。
藤華を「生きてる」に繋ぎ止める我儘を。
私は私へ、身勝手に許していたかったのだ。畳む
ゲームなら入れられるけど 心中
やめろ……そんな心惹かれることを言うな……
やめろ……そんな心惹かれることを言うな……
ifは好きなことしていい 思想は自由だから
不幸にした分ちゃんと面白い話にするからね……(「おいしく食べた方が牛さんもよろこぶよ~」みたいななんの理屈も通っていない気休め)
ifは想像ってあつかいだから……
正史は"ある"こととおもってますが……
正史は"ある"こととおもってますが……
いけるぞ!!!!!!!!
心中!!!!!!!!!!
どこいく!!?!????!
海!?!?!??!??
👆
自創作二次創作カプが心中できそうではしゃいでいる人間の発言
邪悪だ やはり創作者って傲慢
心中!!!!!!!!!!
どこいく!!?!????!
海!?!?!??!??
👆
自創作二次創作カプが心中できそうではしゃいでいる人間の発言
邪悪だ やはり創作者って傲慢
この場合めぐりの心も欠けてるので(「視野内で守り切れないはすべて私の責任です」のひとだから)
いけるぞ!!!!!!!!
心中!!!!!!!!!!
どこいく!!?!????!
海!?!?!??!??
いけるぞ!!!!!!!!
心中!!!!!!!!!!
どこいく!!?!????!
海!?!?!??!??
残る大事な相手が一人だけになると 人の感情は 一極集中するぞい!(はかせ)
地獄?
なるほど……槻宮倫太郎が図地藤華を庇って亡くなる世界線……。
図地藤華もあと一回でも取りこぼすとやばいし、自分を庇ってとかだとなおのこと終わる。
本編途中、近しい人間を死なせちゃったりするとワンチャンあるかもな。
そもそも言葉めぐりが心中してくれる時の図地藤華ってそんなに死にたがらない
めぐりって心中してくれないからめぐりなんですけど、縋って懇願したらしてくれるのかな。
言葉めぐり、てがあったかいので
>>1141引用…
図地藤華すぎる
はかめぐすぎる
見世物に成り果てるなら
一層の事、贋物になろう
図地藤華すぎる
「赤熱の火焔なんかよりも、
三六度五分の方がずっと温かいよ。
間違っているかな。」
ふたりきりでえいえんにいようね
はぐれないようにてをつないで
離さないでいて?
はかめぐすぎる
実家いるうちにポエムでいいからなんか書こう 耐え難すぎる
一年かけてココアを咀嚼しちゃったから来年を耐えるためにはかめぐ新作欲しいのに自分で書くしかなくて本当に泣いてます(本当に泣いてる)
えっ!?
はかめぐ!?!?
はかめぐ!?!?
雫さんアメ民っぽくもある
まじでこの時期の絵 マラソン
線の少ないゆるきゃらでヒィヒィいってるので人体を日常的に描いてる方ってほんとうにすごい
線の少ないゆるきゃらでヒィヒィいってるので人体を日常的に描いてる方ってほんとうにすごい
女の子は三人くらい殺してからがかわいい
返り血は最上級のお化粧だから……
返り血は最上級のお化粧だから……
なんかぶつぶつ言ってるけどカチキレて八つ当たりしてるだけ
私以外の全員が私より不幸なので私が世界で一番幸せな人間です 理論
「私が何をしようと、もう、私の人生における絶対的な価値はないので。」
「"せめて相対的に幸せになろう"と志すのは、幸福を追い求める人間の本能として自然で、当然じゃありません?」
「"せめて相対的に幸せになろう"と志すのは、幸福を追い求める人間の本能として自然で、当然じゃありません?」
走り出した雫さん止めるのそれこそ林堂来栖とか槻宮倫太郎案件だと思うんですけどね
雫さんは自分のしたことをくびきに「どうして私達だけこんな目に」を嚙み殺して温厚に在るタイプなので、きゅーくんが死んじゃったら死に方によっては普通に暴力に走ります
きゅーくんが死ぬと雫さんがマジの無差別殺戮兵器になってしまうが……